柱や梁などの構造物が現しになった日本の伝統工法です。
木を「見て」「触って」「感じる」ことができる室内は、温もりと
やすらぎに包まれ、とてもリラックスできる空間になります。
木に囲まれた室内は、木が呼吸することで自然に調湿。
一年中、居心地の良い住空間に保ってくれます。
我々は、花や樹木等の「自然」に対しては無意識に近寄ってしまうことを経験する。この現象は「自然」が我々と同調していることを示していると考えられ、人が人になってからの500万年の間、自然の中で生活してきたことと関係しているあろう。産業革命以降を都市化とした場合、人はその99.99%以上を自然の中で過ごしたことになる。その間、森林等の自然は、人に安らぎや潤いをもたらしてきた。ヒトとしてのこの経験が、人と自然の同調をもたらし、快適感を生じさせると考えている。
※引用:宮崎良文著「木と森の快適さを科学する」 序章‐快適とは人と自然の同調作用
木材に手を触れると足を触れると木目を見ると体がリラックス
木の表面に触った時、無塗装や薄い塗装の場合、人の感覚は触れた後すぐに沈静化しました。 金属や厚い塗装の場合、ストレスを感じ、その状態が続きました。
※宮埼他、第41回日本生理人類学会誌vol4 1999
目にやさしい木が目に有害な紫外線を吸収
※「木を活かす」(財)日本木材備蓄機構
子どもの疲労軽減木造校舎では鉄筋に比べて疲労感が10~20%軽減
※橘田他、木造校舎の教育環境 日本住宅・木材技術センター2004
耳にやさしい木が音を心地よくまろやかにする
※福島他、「木造建築研究フォーラム」1990
木の香りでリラックス自律神経と脳の活動を沈静化
※宮埼他、木材学会誌38 1992
癒し効果でカラダがリラックス
ひのきは、癒し効果のある「フィトンチッド」を多く発散しています。生後1~3カ月の赤ちゃんがひのきに含まれるα-ピネンのニオイを嗅ぐと心拍数が下がり心が落ちつきます。
※ 恒次他、森林総合研究所研究成果選集2014より
寝つき良く朝までぐっすり
ひのきの香りに含まれる物質「セドロール」という物質には、眠りをよくする効果があります。寝つくまでの時間が短くなる、夜中に目覚める回数が減る、睡眠時間が長くなるといった効果が報告されています。
※ 山本他、日本生理人類学会Vol.8 2003
世界最高レベルの高い耐久性
世界最古の木造建築である法隆寺が1300年を超える年月を経て現存し美しい姿を保っているのは、ひのきを使っているこそと考えられています。まさに、ひのきは、耐久性・保存性において世界最高レベルの材料なのです。
シロアリ・ダニに強く抗菌効果抜群
ひのきには「シロアリ」や「ダニ」を寄せ付けない特性や抗菌効果がある成分が含まれています。その他、細菌などの発生を抑える効果があることもわかっています。ひのき材を使った家は、家族に健康と安心を与えてくれます。
外気温に左右されにくい「外張り断熱」を採用。
■遮水性
低給水性で水による変質や性能劣化がほとんどありません。
■遮熱性
熱線の90%以上を反射するアルミ箔の遮熱機能と0.024W/m・k(計算値=JIS)という低い熱伝導率で大きな遮熱効果を発揮します。
室内の奥まで広がる太陽の光
高窓を設置すれば光を多く採ることができ、部屋の奥まで日光を取り入れ、室内を明るくします。
家族のコミュニケーションを生み出す吹き抜け階段
吹き抜け階段をリビングに設けることで、どこにいても家族の気配を感じることができます。また、2階へと続く階段で、空間を広く演出します。
家族の歴史を刻む 大黒柱
2階まで続く8寸の大黒柱を、より力強く強調します。
自然空気の循環を促す
リビングや玄関、階段の横等に間仕切りがないので、室内の冷暖房の空気が循環するようになっています。
キャットウォークからの窓掃除
高い位置についている吹抜けの窓でも掃除が容易に出来ます。
エアコンとシーリングファンの併用。
エアコンから放出される熱はその特性上、暖気は上部、冷気は下部にたまりやすい性質があります。そこでエアコンとシーリングファンを組み合わせて使うことで、節電効率を上げ温度のムラを解消します。夏は下向きに運転して天井側から気流を送って体感温度を下げ、冬は上向きに運転し、天井近くにたまる暖気を拡散します。冷気と暖気を適度に混合され、快適な温度空間を実現できます。
エアコン一台で、全室冷暖房可能で省エネです。 真冬ともに室内を一定温度に保ちます。
夏 冷房時
夏は左回転で冷房効率をアップ。冷房の設定温度を27~28℃(省エネ推奨温度)に設定してもシーリングファンの気流効果で26℃同様の心地よさです。
エアコンの温度設定を1℃上げると約10%の省エネになります。
冬 暖房時
冬は右回転で暖房効率をアップ。 室内の温度差が大きくなりがちですが、 シーリングファンなら足元まで温かさが広がり、 暖房温度を低めに抑えられます。
エアコンの温度設定を約2℃下げれば約10%の省エネになります。
無垢の内部建具を使用しています。
サイエンスホームの真壁造りの木の家、雰囲気を損なわず普段から手に触れることが多い建具にも温かな無垢の木を使うことにより、一層の癒しの空間をつくり出しています。また、幅広で丈の高いサイズが標準仕様になりますので高級感に溢れ、明るく広がりのあるお部屋を演出します。日本古来の和の良さを取り入れながらもオリジナルのアイアンを使用した取っ手を使用することで、洋風の新たな空間を実現します。
無垢材ならではの質感
一枚一枚が違う木目を持ち本物の深い味わいがあります。無垢と接することで深い愛着もわき、経年味わい深くなる 本物の「木」を実感させてくれます。
自然の調湿作用
室内の湿度が高ければ湿気を吸い、乾燥して湿度が低くなれば湿気を吐き出します。 無垢材はこの特有の調湿作用によって室内を快適に保ってくれます。
高い断熱性
無垢材は、高い断熱性を持っています。暖かい室内は冷めにくく、冷えた室内は温まりにくいというような室内の温度を保とうとする保温性があります。
シックハウス対策
無垢の木材には建材等に使用される接着剤等に含まれる有害なホルムアルデヒド等の化学物質が含まれていないので、シックハウス症候群を緩 和することができます。
無垢の木の床。
無垢の床は、感触が良く、経年変化を楽しめるという良さがあります。さらに、自然の調湿作用が備わっているので、湿気の多い時は水分を吸収して膨張し乾燥している時には水分を放出して収縮します。膨張と収縮を繰り返すことによって、室内の湿度が調整され快適な状態を保ちます。また、無垢の木はほどよく柔らかく足にかかる負担を和らげてくれます。素足で歩くと冬は暖かく、夏はサラサラしていて無垢の床特有の心地良さがあります。
自然な樹味を出す事ができます
主成分は植物油を主体とした英国生まれの塗料で、ホルムアルデヒド・トルエンキシレンを原材料に使用しておりません。また、ワトコオイルは木になじみ、呼吸を妨げず、湿度を保ち、木の深い味わいと温もりを醸し出せます。木材に浸透して内部に塗膜を作り、木表面には塗膜をつくらないため、木材が持っている本来の美しさ「樹味」を表現することが出来ます。